【期間工用語集】期間工がよく使う用語まとめ

2023年05月17日

【期間工用語集】期間工がよく使う用語まとめ
期間工について調べていると、普段は使わない言葉が出てきて戸惑ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、期間工の雇用形態や仕事内容、保険でよく使う用語をご紹介します。
手当や待遇など期間工求人でよく見る用語についても解説するので、これから期間工で働きたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

期間工の雇用形態用語

期間工で働くにあたって、雇用形態について知っておくことは重要です。
期間工の雇用形態用語は、「期間社員」と「契約社員」があります。

「期間社員」とは、
期間工や期間従業員と呼ばれ、自動車メーカーや部品の製造工場で期間の定めがある労働契約を結び働く人の総称です。

「契約社員」とは、
期間の定めがある労働契約を結んで働く人の総称であり、期間社員も契約社員の雇用形態の一種となります。

期間工の仕事内容の用語

期間工の仕事内容は多岐に渡ります。
期間工の仕事の中でも、どのような作業を行うのかを知っておくと、スムーズに仕事に取り組めるでしょう。

期間工の主な仕事内容を5つご紹介します。

1. プレス
2. 塗装
3. 組立
4. 検査
5. 運搬

「プレス」とは、
プレスマシンを使用して、形を製造する工程です。
期間工として、自動車メーカーで「プレス」の部署に配属された場合、コイル状の鋼板を車体のドアやボンネットなど各パーツの大きさに切断し、プレスマシンにセットします。
プレスマシンが圧力をかけてパーツ製造していきます。

「塗装」とは、
色を塗る工程になります。
基本的にロボットを使用して塗装を行い、人が塊やゴミを取り除きます。

「組立」とは、
部品を組み立てて取り付ける工程になります。
例えば、車体やエンジンなどに部品を取り付ける作業などが挙げられます。

「検査」とは、
完成した製品に不備がないかを確認する作業です。
自動車の検査工程では、傷や汚れがないかの確認や実際に乗車する走行検査などが行われます。
その他にも、カメラ検査やライト類を確かめるなど、数百項目もの検査をします。

「運搬」とは、
工場内で部品や製品を運ぶ工程となります。
「運搬」するときは、主にフォークリフトを使用します。
フォークリフトを運転する場合は専用の免許が必要です。

期間工の仕事内容の用語について解説しましたが、配属先によって作業内容は異なります。
期間工として働くときは、上記で紹介した作業のうち、どれかの部署に配属される場合が大半です。
期間工として働いた経験のない方は、円滑に仕事ができるか不安に思われるかもしれません。
しかし、研修制度やマニュアルがきちんと整っているため、安心して仕事に取り組めるでしょう。

期間工の保険の用語

期間工として働くにあたり、どのような保険に加入できるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
期間工として採用された場合に加入する、「雇用保険」、「社会保険」、「厚生年金保険」をご紹介します。

「雇用保険」とは、
失業して仕事を失ったときや、仕事以外で病気や怪我をして働けなくなってしまった時に給付が受けられる制度で、保険料は給与から天引きされます。
期間工の契約満了で退職し、次の仕事に就くまで一定期間空いた場合にも、雇用保険から保険金が給付されます。

「社会保険」とは、
病気やケガなどのリスクに備える制度です。
病院や歯医者で毎回保険証を提示するかと思いますが、保険証がこの保険に加入している証明書になります。
こちらも保険金は毎月給与から天引きされます。
企業に勤めている会社員や条件を満たしているアルバイトやパートなどの短時間労働者が加入する保険のため、期間満了後、次の仕事に就くまで一定期間空いた場合は国民保険に切り替わります。

「厚生年金保険」とは、
将来、国民年金に上乗せして給付される年金です。
老後の生活に備えるものであり、積み立てた金額に応じた年金を老後に受け取れます。
こちらも保険料は毎月お給料から天引きされます。

期間工の手当・待遇の用語
 
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期間工を募集しているメーカーは大手企業である場合がほとんどのため、手当や待遇が充実しています。
どのような手当や待遇の用語があるのかを見ていきましょう。

1. 祝い金
2. 契約満了金
3. 残業手当
4. 休日出勤手当
5. 深夜手当

「祝い金」とは、
期間工に入社したときに支払われるお祝いのお金です。
金額や規定はメーカーによって異なります。

「契約満了金」とは、
契約を満了した時に支払われるお金です。
「契約満了金」を貰うためには、期間工の規定を満たす必要があり、出勤状況が影響します。

「残業手当」とは、
労働基準法に定められている労働時間を超過した勤務時間につく手当のことを指します。
労働基準法にて1日8時間、週40時間の労働時間を超過した勤務であった場合は、基本給に対して25%の割増賃金で支払うように定められています。
また、2023年より1ヵ月で時間外労働が60時間を超えたときは50%以上の割増賃金を支払うように定められました。

「休日出勤手当」とは、
休日(法定休日)に出勤して働く場合の割増賃金のことを指します。
休日出勤手当として、基本給の35%の割増賃金を支払うことが労働基準法で定められています。
例えば、通常の時給が1,500円とすると、2,025円となります。

「深夜手当」とは、
22時から翌5時までの間に働く場合に支払われる手当です。
対象の時間に勤務した場合に、基本給の25%以上の割増賃金を支払わなければならないと労働基準法で定められています。

手当や待遇は、期間工によって異なるので、働きたいメーカーがある場合は事前に調べることをおすすめします。

まとめ

今回は期間工がよく使う用語について解説しました。
期間工について調べていると、知らなかった単語に出会うこともあるかもしれません。
期間工として働くために基本的な単語を知っておくと、仕事を探すときや現場に出た際に困らず済むのではないでしょうか。
自分が働きたいと思う期間工の仕事内容を見つけたら、積極的に調べてみてください。

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