期間工は、工場が24時間稼働しているので、夜勤勤務が必須のイメージが強いですが、日勤のみの期間工の仕事もあります。
期間工で働くにあたって、日勤のみだと生活リズムが整いやすく、体力への負担が少なくなります。
今回は、日勤のみで働く場合のメリット・デメリットについて解説し、日勤を募集している期間工の会社も紹介しています。
日勤のみの期間工で働きたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
日勤のみ、夜勤なしの期間工はあるの？
日勤のみで夜勤なしの期間工はあります。
昼間だけ製造を行う工場や昼間のスタッフが不足している工場などが狙い目です。
期間工の募集要項は夜勤のある場合が多く、日勤のみで期間工を探すとどうしても求人数が少なくなってしまいます。
エリアや収入などの条件を絞ってしまうと、日勤のみの期間工を探すことが更に難しくなる可能性もあるので、気を付けましょう。
日勤のみのメリット、デメリット
まずは日勤のみの期間工のメリットをご紹介します。
1. 生活リズムが整いやすい
2. 長期間働きやすい
3. 満了金や皆勤手当の満額に期待できる
日勤のみの期間工のメリット一つ目は、「生活リズムを整えやすい」点です。
生活リズムを整えるためには、毎日決まった時間に起床し、日光を浴びることが重要と言われています。そして、しっかり食事と睡眠をとることで生活リズムが整いやすくなり、体調も万全な状態で日勤の期間工として働けるでしょう。
二つ目は、「長期間働きやすい」点です。
上記に述べましたように、日勤のみの期間工は生活リズムを整えやすく、身体への負担が少ないため、働きやすい環境になります。
そのため、短期集中で一気に稼ぐ夜間勤務と対象的に、比較的余裕をもって長期間働けるでしょう。
三つ目は、「満了金や皆勤手当の満額に期待できる」点です。
期間工は、日給に加えて満了金や皆勤手当などの各種手当があります。
満了金も皆勤手当も出勤率が影響します。
日勤のみだと生活リズムを整えやすく体調管理がしやすくなるため、出勤率が上がる傾向があります。
そのため、満了金や皆勤手当をもらいやすい状況が整うのではないでしょうか。
以上、日勤のみの期間工のメリットについてご紹介しました。
しかしもちろんデメリットもあります。
ここからは日勤のみのデメリットを見ていきましょう。
1. 夜勤ありの期間工に比べて収入が少ない
2. 好待遇ではない可能性がある
日勤のみのデメリットの一つ目は、「夜勤ありの期間工に比べて収入が少ない」点です。
日勤は深夜手当が付かないので、夜勤のある期間工より収入が少なくなる傾向があります。
夜勤は通常の時給や日給に深夜の割増手当が加算されます。
法律では、「22時から5時の間は基本給の25％増し」と定められており、通常の時給が1,500円の場合、深夜手当が30％増しだとすると、1,950円になります。
夜勤と日勤の交替勤務だと月収30万円前後になる求人も多いですが、日勤のみだと20万円から25万円ぐらいの月収になるでしょう。
二つ目は、「好待遇ではない可能性がある」点です。
一般的な夜勤と日勤の交替勤務の期間工は、寮や水道光熱費が無料のところも多いですが、日勤のみだと寮がなかったり、水道光熱費の支払いが求められたりするところもあります。
生活費を抑えたいとお考えの方にとっては、デメリットと言えます。
日勤のみの期間工がおすすめの人
「プライベートの時間を確保したい方」や「生活リズムを一定に保ちたい方」は日勤のみの期間工がおすすめです。
日勤のみの期間工だと、残業がない日は18時頃には仕事が終わるため、勤務日でも自分の自由時間をとりやすくなります。
時間の確保がしやすく、プライベートとのバランスが取りやすくなるでしょう。
事情があって夕方以降は働けない方にも日勤の期間工はおすすめです。
期間工で働いた経験のない方は、期間工で働く場合、どれくらいの体力が必要なのかわからない方も多いでしょう。
夜勤と日勤の交替勤務制だと、生活リズムが変わるためより多くの体力が必要になります。
日勤のみの期間契約の場合、交替勤務がなく生活リズムを一定に保ちたい方には大変おすすめの条件となるでしょう。
また、初めて期間工に挑戦する方や、体力に自信がない方は、身体を慣れさせるために日勤のみの期間工に応募してみてはいかがでしょうか。
応募時に「日勤のみ」で希望を出すことは可能？
応募時に「日勤のみ」で希望を出すことは可能です。
必ずしも「日勤のみ」希望が通るとは限りませんが、部署によっては「日勤のみ」のところもあり、欠員が出たタイミングや繁忙期の場合は、採用される可能性が上がります。
しかし、交替勤務の期間工に応募するときは、「日勤のみ」という希望は難しいのが現状です。
（見出しタイトル5）部署によって日勤のあるメーカー
部署によって日勤のあるメーカーは、「株式会社小松製作所 粟津工場」と「株式会社小松製作所 茨城工場」です。
「株式会社小松製作所 粟津工場」は、ブルドーザーやパワーショベル、ホイールローダー、モーターグレーダーの製造を行います。
採用者の大半は日勤として従事することになるため、応募時に希望を出しておくと通りやすくなると思われます。
月額1万円程度で寮に住むこともでき、引越手当はなんと14万円も支給されます。
正社員登用も行っているため、安定して長く働きたい方には好条件ではないでしょうか。
「株式会社小松製作所 茨城工場」は、超大型ダンプトラック、ホイールローダーなどの鉱山機械を製造します。
こちらの工場の求人も、溶接職種以外は日勤での募集になっています。
こちらの工場に応募する場合も、念のため日勤の希望を出しておくと安心でしょう。
家電付きで家賃無料の寮もあるため、入寮規定を通る方は生活費も抑えられて嬉しい待遇です。
どちらの工場も勤務時間は、8時から16時45分です。
日勤のみで働きたい方は、「株式会社小松製作所」の期間工への応募を検討してみはいかがでしょうか。
まとめ
今回は期間工で日勤のみで働く場合のメリット・デメリットについて解説しました。
日勤のみの期間工は、勤務日でも夕方以降はプライベート時間が確保でき、生活リズムを一定に保てる点が魅力です。
ご自身に合った条件の勤務先が見つかりましたら幸いです。
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