期間工は40代、50代でも働ける?採用されるためのコツ

2021年12月22日

期間工は40代、50代でも働ける?採用されるためのコツ

40代、50代の方で、期間工に応募する際「自分の年齢を考えると難しいのでは?」「未経験でも採用されるだろうか…」と気になっている方はいらっしゃいませんか。40代や50代で期間工として実際に働いているケースをもとに、採用されるコツをまとめてみました。

期間工は体力的に大丈夫?実際のところ・・・

工場の中ではさまざまな年代の方が期間工として働いています。全体的に見て、工場内の2割が40代以上の方という現場もあります。
新人の教育係として未経験者に教える立場の人や、何回か期間工で経験を積んだベテランの人、逆に期間工ははじめてという人など年齢や経験値はさまざまです。
1990年代後半以降に生まれたいわゆるZ世代は社会経験が少なく、現場に慣れず悩みを抱えることがありますが、40代〜50代の方は社会人経験も積んでいるため採用する側は安心感があります。
また40代、50代では「力仕事で無理ができない」「老眼で細かいところが見えない」といった年齢による仕事の差があると見られがちです。しかし、若い頃から力仕事をされてきた方や、フォークリフトの資格がある方など、期間工としてメーカーにアピール出来るポイントがあると採用される可能性が高くなります。

40代、50代でも期間工の仕事はできる?
40代、50代でも期間工の仕事はできます。
求人の際に、年齢による採用の枠は法律で決めてはいけないことになっており、原則年齢を理由に求人を断っている会社はありません。
さらに「資格があれば優遇します」「前職の経験を考慮します」といったように、資格や経験によって基本給にプラス要素があることを明記しているケースもあり、年齢が高いことが強みになるケースもあるのです。
メーカーの仕事内容は、求人の項目にある程度記載されています。例えば自動車製造や自動車シート製造、自動車部品製造、トランスミッション製造などです。期間工を選択する際、【トヨタ】や【日産】の系列会社など、好きなメーカーや工場が所在する地域に注目して選ぶ方もいます。
期間工の仕事は時間内に決められた作業を行うので、初めての方でも慣れてしまえば問題なく契約満了まで働けるでしょう。

40代、50代が採用されるために気をつけること
40代、50代で採用されるために気をつけることは、上から目線で話しをしないことです。社会経験が長くなると、自分でも気づかないうちに強い口調になってしまいがちです。期間工として採用されたら、若い方中心の職場で働くことになるかもしれません。そんなときでも初心を忘れず、若い人に教えてもらう時には、丁寧な言葉遣いで接するように気を付けましょう。
面接では、分け隔てなく人と接することができ、自分より若い方が上役でも問題なく教えを乞うことができると伝えると良いでしょう。
また、面接官も自分より若い場合があるかもしれません。知っていることが多くても、鼻にかけることなく謙虚に丁寧に接しましょう。

40代、50代の方が求人を選ぶポイント
40代、50代の方が期間工の求人を選ぶ際には、いくつかのポイントを抑えることをお勧めします。
事前に、寮は個室や共用スペースの掃除当番があるか、ワンルームタイプの寮なら負担金はいくらか、通勤時間はどのくらいかなど、福利厚生や工場周辺の環境をしっかりチェックしておきましょう。
食堂のある寮か、ご飯を作らなくてはならないワンルームタイプかといった住環境によって、その後の生活費に差が出ることがあります。求人を選ぶ際には、色々な観点から比較して、分からないところは面接で聞くように心がけましょう。
高給」の文字につられ、仕事の内容を把握しないでメーカーや工場を選んでしまうと失敗することがあります。時給が高く手当が厚い仕事は、重たいものを持って作業をしたり、大きな部品や重たい工具を扱う作業に就く可能性があるからです。
メーカーの工場には自動車の車体製造を中心にしている工場や、【コマツ】など重機を製造している工場があります。このような工場は時給も高く、満了金も高い所が多いです。しかし、力仕事がある可能性があります。
体力に自信がなければ、部品を製造する工場の方が軽作業で無理なく働くことができます。契約満了まで就業できるかどうか、仕事内容もしっかり確認するようにしましょう。

まとめ
40代、50代でも期間工で働いている人はたくさんいます。面接の際には自分の経歴や資格がアピールポイントになりますので、しっかり伝えるようにしましょう。
周りに若い世代がいても、節度と距離感を持ち、分からないところは素直に聞いてどんどん自分のものにしていきましょう。
真面目にコツコツと仕事ができれば、年齢に関係なく働けるのが期間工の強みでもあります。中には正社員への道を目指している方もいます。今からでも遅くありません。
日本の産業に欠かせない期間工で、縁の下の力持ちとして働いてみませんか?

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