期間工の年齢制限は?40代、50代でも働ける? 採用されるためのコツ(2)

2024年05月23日

期間工の年齢制限は?40代、50代でも働ける? 採用されるためのコツ(2)

40代や50代の方で期間工として働きたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
期間工で働くにあたって、年齢制限があるのかを知りたい方もいるかもしれません。

今回は、期間工の年齢制限や採用されるためのコツを詳しく解説します。

自分の年齢で期間工に応募しようか迷われている場合は、ぜひ参考にしてみてください。


1. 期間工の年齢制限はある?

期間工に年齢制限はなく、40代や50代の方でも期間工で働けるので、安心してください。
期間工の募集要項を見ても、満18歳以上と記載されているところがほとんどです。
満18歳以上に制限しているのは、夜勤勤務などがあるためです。
期間工に向いているのは、体力に自信のある方と言えるでしょう。

求人情報に年齢に関する記載がないと疑問に思われる方もいるかもしれません。
何故かというと雇用対策法によって、求人で年齢を制限してはいけないと定められているからです。
そのため、期間工で働ける体力があれば、20代でも50代でも平等に働く機会があります。

齢制限がないことのデメリット
年齢制限がないことのデメリットは、期間工のメーカー側が求めている年齢層が、実は決まっている点です。
法的にルールが決まっており、どの年齢層の方でも応募するのは可能ですが、採用に至らない可能性もあります。
期間工を募集しているメーカー側がどのような人材を求めているかは、明確には記載されていません。
受からない求人に応募してしまうと、時間が無駄になってしまう可能性があります。

②  期間工は体力的に大丈夫?実際のところ・・・
工場の中ではさまざまな年代の方が期間工として働いています。
全体的に見て、工場内の2割が40代以上の方という現場もあります。
新人の教育係として未経験者に教える立場の方や、何回か期間工で経験を積んだベテランの方、期間工での就業が初めての方など年齢や経験値は様々です。

1990年代後半以降に生まれたいわゆるZ世代の方は社会経験が少なく、現場に慣れず悩みを抱えやすい傾向にありますが、40代〜50代の方は社会人経験を多く積んでいるため採用する側には安心感があります。

また40代、50代では「力仕事で無理ができない」「老眼で細かいところが見えない」といった年齢による仕事の差があると見られがちです。
しかし、若い頃から力仕事をされてきた方や、フォークリフトの資格がある方など、期間工としてメーカーにアピール出来るポイントがあると採用される可能性が高くなります。


2. 40代50代でも期間工の仕事はできる!
 
40代や50代でも期間工の仕事はでき、リーダーとして活躍している方もいます。
期間工は、体力が必須なイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、体力よりも慎重さが求められる部署もあります。
また、部品の加工や機械の操作など体力の消耗が少ない作業内容もあります。

仕事内容に問題がないとしても、年齢が上がるにつれて健康面での懸念事項が生じやすいのも現実です。
入社前に健康診断があり、腰痛がある方や持病がある方は不採用となる可能性もあります。
しかし、先述の通り、必ずしも体力が必要な作業内容ばかりではないため、応募してみることをおすすめします。


3. 40代50代で期間工に採用されるコツ

40代50代で期間工に採用されるコツは、メーカー選びを慎重に行うことです。
実際に、どのメーカーが期間工で採用されやすいかが分からないと思いますので、紹介会社などを通じて採用されやすいところに応募するのがおすすめです。
実務経験や健康面などアピールできる部分を増やすのも大切になります。
他の人にはない自分の強みを見つけられるようにしましょう。

① メーカーの繁忙期に合わせて応募する
メーカーの繁忙期に合わせて応募すると採用されやすいです。
メーカーには、繁忙期や閑散期があり、閑散期になると期間工を採用しないケースもあります。
一般的に繁忙期になると、年齢上限が緩和され、採用人数も増える傾向にあります。
期間工のメーカーの中でも自動車業界の応募を検討している方もいるかもしれません。
自動車業界の繁忙期は、自動車の購入者が増える12月から3月です。
自動車メーカーの期間工に応募するときは、12月から3月に応募するのがポイントです。

② 年齢が問われないメーカーや業種を選ぶ
年齢が問われないメーカーや業種を選ぶのも重要です。
トヨタやスバルなど普通自動車を製造するメーカーは、年齢が高い方には厳しい傾向にあります。
スズキやダイハツなど軽自動車を製造するメーカーは、普通自動車よりもパーツや部品が軽く、若い人以外も採用されやすいです。
自動車部品メーカーも40代、50代の方におすすめです。

③ 実務経験や保有資格をアピールする
実務経験や保有資格をアピールすると、採用されやすくなります。
40代、50代の方は、ビジネスマナーや実務経験が豊富な点は若い人にはない強みです。
工場で働いた経験のある方や期間工で働いた経験のある方は、実務経験者として採用されやすいでしょう。
資格を保有していないとできない作業もあり、積極的にアピールしてください。

④ 体力を維持し、健康管理を徹底する
体力を維持し、健康管理を徹底するのが期間工では必須条件となります。
期間工の仕事は、重い部品を運ぶなど体力の負担がかかりがちです。
特に40代、50代になると体力の低下や健康が気になるので、日常生活で運動を取り入れるなどして体力の維持が重要です。


4. 40代50代からでも正社員登用される可能性はある?
 
40代、50代からでも正社員登用される可能性はゼロではありません。
しかし、正社員登用される可能性が高いのは、やはり若い年齢の方です。
期間工で正社員を目指す場合は、面接時に正社員を目指していることを伝えましょう。
面接官にやる気をアピールでき、将来的に正社員として活躍できる可能性があります。


5. まとめ

期間工の年齢制限や採用されるためのコツを詳しく解説しました。

40代、50代の方でも期間工で働くのを諦めなくても大丈夫です。
期間工で働こうか迷われている方は、すぐに行動するのがおすすめです。
期間工に応募するときは、メーカーや応募時期を慎重に選びましょう。

期間工のお仕事探しはこちらから To TOP