トヨタ期間工の特徴まとめ!「世界のトヨタ」で未経験から正社員を目指せる

2022年08月12日

トヨタ期間工の特徴まとめ!「世界のトヨタ」で未経験から正社員を目指せる
「世界のトヨタ」として有名な、日本を代表する自動車メーカー「トヨタ」のおすすめポイントは、期間工の中でもランキング上位のお給料と手当です。
募集の時期や勤務先の工場によって金額に差はありますが、同時期に募集している他のメーカーと比較した際トヨタは魅力的な金額が提示されていることが多く、人気の高いメーカーです。
自動車業界では、プリウスやミライなど最先端の技術によって製造された車両が日本だけでなく海外でも高い評価を得ています。
そんなトヨタは本社の近隣に多数の工場があり、正社員を多く登用している実績があります。

勤務地
トヨタの本社は愛知県豊田市にあります。住所はトヨタ1番地です。ここを拠点として、半径10キロ以内に8か所の工場があります。
30キロほど離れたところには衣浦工場があり、さらに本社から50キロほど離れると田原工場があります。この離れた二か所は港に面しており、フェリーが接岸できる岸壁があります。
どの工場も周囲には商業施設などがあり、休日の買い物やイベントを楽しめます。特に豊田市には豊田スタジアムがあり、スポーツ観戦ができます。イオンのような大型スーパーや遊園地、映画館、ボーリング場もあるので、近場でいろいろなアクティビティを楽しむことができるでしょう。
【各工場で扱っている部品・車両と従業員数】
トヨタ本社工場・・・鍛造部品やハイブリッド用部品、シャシー部品、フレームなど。従業員数は約4200名前後
元町工場・・・クラウン、MIRAI、GRヤリス。従業員数は約7400名前後
上郷工場・・・ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン。従業員数は約3000名前後。
高岡工場・・・RAV4、ハリアー、プリウスα、カローラなど。従業員数は約3000名前後。
三好工場・・・駆動関係部品、鍛造部品、エンジン関係部品、プロペラシャフトやドライブシャフトなど。従業員数は1500名前後。
堤工場・・・プリウス、プリウスPHV、カムリ、プレミオ、アリオンなど。従業員数は5300名前後。
明智工場・・・駆動関係部品、デファレンシャル、トランスファーなど。従業員数は1500名前後
下山工場・・・エンジン、ターボチャージャー、触媒コンバーターなど。従業員数は1800名前後
衣浦工場・・・駆動関係部品、トランスミッション、ハイブリット用トランスミッション。ここは港に隣接していて、完成車両を運搬用フェリーに船積みし全国各地の主要な港に運びます。従業員数は3000名前後。
田原工場・・・LS、IS、ランドクルーザー、プラド、エンジンなど。こちらの工場も田原市の渥美湾に面しており、完成車両が船積みされて全国へ運ばれます。従業員数は8000名前後。
工場のスケールを見る参考にしてください。

仕事内容
期間工の仕事は工場内での作業になります。自動車の製造には実に様々な工程がありますが、大きく3つのセクションに分けられます。どこのセクションに行くかで作業内容も大きく変わります。
エンジン・シャシー
エンジンはボンネットを開けると大体真ん中にある大きな機械です。この中で燃料(ガソリン)が爆発して駆動力になります。このエンジンは大きな箱のようなもので、中を開けるとピストンやクランクシャフトなどの細かい部品を組み合わせて完成しています。
シャシーは足回りを支える土台のようなイメージで、シャフト(車軸)などの大きな部品やデファレンシャルギヤ(左右のタイヤの回転数を調整)、サスペンション(タイヤから車体へのショックを少なくする衝撃吸収部品)などを取り付けて出来上がります。
ボデー
車体の上部分です。車種のデザインがはっきりわかるのがこの部分で、塗装したり、プレス加工で出来上がったドアやボンネットの溶接作業を行い、車の外側の部分を作ります。
部品
樹脂などを成形して、バンパーやグリル、ダッシュボードなどの部品を作ります。車内に組み込む部品や外観のデザインに特徴がある部品を作っています。
以上の各セクションの部品を集めて「組立」が行われます。組立では車内にダッシュボードや椅子を取り付けたり、シャシーにエンジンやボデーを取り付けたりと、数人で取り掛かる作業もあります。こうして一台のトヨタ車が完成します。
完成後は検査があり、ライトは点灯するか、ウィンカーは適切な回数点滅するかなど細かくチェックされます。塗装部分のチェックも厳しく、ここではじかれやり直しする車もあります。

給料・年収・各種手当
基本給を日給1万円と考えると、21日出勤したら21万円の計算になります。更に早朝や深夜勤務の時間外手当、20時間程の残業手当、休日出勤手当、交替手当などを含めた場合の、平均的な金額を算出してみます。
期間工初回>
21日勤務  210,000円
食事補助   5,250円
超過勤務   35,140円
深夜手当   14,190円
時間帯手当  26.440円 
合計    291,020円
期間工が2回目以降になると、日給が増額になります。さらに加算されるのが満了金です。
トヨタでは満了慰労金と満了報奨金があります。満了のタイミングは人それぞれですが、3カ月、6カ月、12カ月、18カ月、24カ月、30カ月、35カ月となっています。
満了慰労金は、出勤日数分が満了後に支給されます。日割り計算ですが、欠勤や遅刻が多いと支給条件から外れてしまうので注意しましょう。満了報奨金も同じく日割り計算ですが、こちらは皆勤手当で、欠勤なく勤務をすると支給されます。
6カ月と35カ月の期間で「満了慰労金」と「満了報奨金」を比べてみました。
満了慰労金 6カ月   30,500円
     35カ月  396,000円
満了報奨金 6カ月   91,500円 
     35カ月  180,000円
これを見ると、長く働けば働くだけ受け取れる金額が高くなるのがわかります。トヨタではこのほかに、赴任手当、特別手当、初回更新特別手当などがあります。
採用の条件により、特別手当の金額には増減があります。2022年の条件では特別手当が2カ月目で20万円支給され、4カ月目に初回更新特別手当が20万円支給されるので、お給料が49万円ほどになります。
これに満了報奨金と満了慰労金を加算すると、年収が500万円を超えます。これだけでもトヨタの期間工は、高収入で人気が高いといわれています。

トヨタの期間工が人気の理由に、寮の条件もあります。寮費や光熱費の負担がないのが一番の魅力です。
寮のスタイルは工場によっても違いますが、基本的にはシェアハウスのようなイメージです。玄関やトイレ、洗面所、洗濯機は共用ですが、3~4人用の個室が割り当てられプライベートは守られます。個室にはクローゼット、冷蔵庫、テレビやエアコンとベットが完備されています。また、大浴場と食堂が利用できるので生活に困ることはありません。
工場への移動はそれぞれ寮からシャトルバスが運行しているので、通勤のストレスがないのも魅力です。

トヨタ期間工の特徴まとめ
トヨタの工場で、期間工から正社員になった先輩はたくさんいます。未経験でも資格がなくても、努力と実績があれば世界的な大企業で正社員になれるチャンスがあります。
ゆくゆくは正社員になり安定して働きたい、報酬の高い仕事を探している人はぜひトヨタの期間工にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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