期間工の契約期間はどのくらい?短期、長期もあるの?

2022年07月01日

期間工の契約期間はどのくらい?短期、長期もあるの?
期間工として働く場合、契約期間はどのくらい長いのでしょうか?
短期間だけ期間工として働いてみたい」「慣れたら長期でも働きたい」人によって契約期間の希望は異なると思います。
この記事では、実際のケースを元に期間工の契約期間について解説します。

期間工は契約期間のある仕事
期間工には契約期間があり、採用される際にどのくらい働きたいか自分で選ぶことができます。それは工場勤務が初めての方でも、経験者でも変わりません。
そして契約期間が終了すると、延長をして再契約するか、一旦その会社を辞めるかどちらかを選択することになります。
期間工は短期間の労働でもお給料が高いのが魅力です。基本給(日給)に時間外手当、深夜手当、休日手当、交代手当などがプラスされ、さらに慰労金や満了金といったまとまった手当も支給されます。長期で働くと手当の金額は高くなり、経験者手当も支給されます。
期間工は有期雇用ですが、高い報酬を得られることから希望する人が多い仕事です。契約満了後に違うメーカーで期間工を続けたり、同じメーカーで再雇用される人もたくさんいます。
短期間でしっかり稼ぎたいか、腰を据えて長期間働きたいかで求人を選ぶポイントは変わってきます。短期なら給料、長期なら働く環境や仕事内容、といったように、自分の求める働き方に合わせて求人を選びましょう。

一般的な契約期間
期間工の一般的な契約期間は3カ月、6カ月、12カ月、24カ月、35カ月です。この区切りで慰労金や契約満了金の金額が変わる企業もあります。長く働けば働くだけ、支給される金額はアップします。
期間工が初めての方はまず3カ月から始め、仕事に慣れるまで働くことが多いです。真面目に仕事をしていると終了1ヶ月前に延長するかどうか打診をされるので、そのタイミングで継続して働くかどうか判断をすることができます。
作業内容は工場によって違いますが、3カ月でも35カ月でも同じ工場で働くのは変わりません。長期で働いている方や経験者は、作業工程を覚えると教育担当を任されたり、新人のサポートのため部署移動になることがありますが、契約期間が変更になることはありません。
契約期間にバリエーションがあるのは、工場によって作業内容に違いがあるからです。自動車の完成車を製造する工場、自動車のエンジンやトランスミッション、ナビやオーディオなど部品を製造する工場、タイヤを製造する工場、大型の重機を製造する工場など、期間工の活躍の場は実に様々です。
勤務シフトも工場によって異なります。早番、遅番など時間帯が分かれている工場もあります。長期で働きたい場合、ハードな仕事内容やシフトは不安に感じるかもしれません。あなたの体力や経験をもとに契約期間を決めましょう。
ただし、契約期間の途中で辞めると、同じメーカーで再雇用される可能性は低くなります。後々のことを考えて、無理のない契約期間にすることをおすすめします

期間工として長く働く方法
期間工として長く働きたい人は、クーリング期間を経て再雇用してもらうか正社員を目指すのがよいでしょう。
●クーリング期間を経て再雇用してもらう
クーリング期間が経過すると、勤務していた工場から再赴任通知が送られてくることがあります。再赴任通知が届いた場合は、選考会に行かなくても再雇用してもらえる事もあります。
再赴任通知は誰にでも送られてくるわけではありません。契約期間中の勤務態度(遅刻、無断欠勤がないか、真面目に働いていたかなど)や契約期間満了まで働いたかどうかなどを考慮されます。
●正社員を目指す
正社員になれば契約期間を気にすることなく働くことができます。
期間工として一定期間真面目に働いていると、正社員にならないかと声をかけられることがあります。正社員登用の試験に受かると、正社員にステップアップできます。
ただし、正社員になると満了金や慰労金などの期間工ならではの待遇はなくなります。
正社員で働いた場合のボーナスを含めた年収や福利厚生の待遇と、期間工の環境を比較し、どちらが自分にあっているか判断しましょう。

まとめ
期間工の契約期間はさまざまで、短期でも長期でも働くことが可能です。
働きたい期間をベースに求人を選ぶか、仕事内容やシフトをベースに契約期間を検討するのがよいでしょう。
6カ月を過ぎると有給休暇も付与されますので、上手にお休みを利用して期間満了を目指しましょう。

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